硬くなった石粉粘土を柔らかくする方法
固くなってしまった石粉粘土を柔らかく復活する。
2年前位に購入して大事に保管しておいた石粉粘土。今使っているファンドソフトが終わりそうなので、買っておいたニューファンドの石粉粘土を使用しようとしたところ。
ところが、石粉粘土は硬くなっていました。弾力があり引きちぎるのにも力がいる程度。少し水をつけて練り直しても柔らかくならない、くっつかないまま、何層にも重なる感じ。
これは!このままでは使えない!硬すぎる、造形できない!
ということで、石粉粘土を柔らかくします。ネットで色々検索しました。やり方は、どのサイトでも同じようなやり方です。樹脂粘土や小麦粘土など大体同じ感じの復活方法です。
ちなみに完全硬化したカチコチの粘土でありません。長期間放置して硬くなった粘土です。
準備編
準備するもの。
- 粘土(硬くなったもの)
- カッター
- カッターマット
- 水、お湯
- ジプロック、密封ビニールバッグ
- 麺棒(のしたり、つぶしたり)
実践編
まずは固くなった石粉粘土を出します。
そしてカッターマットの上で粘土の塊を切っていきます。
この時なるべく細かく切った方が良いです。自分は一回で切り分けることが出来なかったので同じ個所を2,3回繰り返しカッターの刃でなぞって切りました。後の方では一回切れ目が入ったら手でちぎりまた。その方が早いし指を切る危険性も減ります。
カッターで指や手を切らないように注意です。
サイコロ状に切った石粉粘土をジプロックの中に入れます。
ジプロックにお湯、または水を入れます。お湯の方が早く柔らかくなります。お湯の量は適当ですが、粘土の半分くらい浸るまで入れました。
お湯をいれた後は、2時間放置。浸ける時間は長かれば長いほど良いらしいですが、放っておけなくて捏ね始めました!
めん棒を使ったり、指を使ったり捏ねまくりです。ビニール袋に入れたまま捏ねています。
捏ねている途中で粘土の固い塊がたくさんあるのがわかりました。指で感じて分かったものは、すぐに指ですりつぶします。
納得いくまでこねたら終了です。
最後にビニール袋の端が破けたので袋は新しいものに交換しました。
粘土を柔らかくしてみた感想
結果、粘土は柔らかくなりました。
仕上がりの粘土のべたつきは結構べたつき感がありました。
水分を飛ばしたい場合は袋の口を開けて乾燥させると良いと思います。あっという間に端から乾燥していくので注意が必要です。
まだちょっと固いなという場合は、水を足してこねてください。
今回は柔らかくなりましたが、粘土の状況により柔らかくできない場合もあると思います。参考程度に考えてください。
最初から最後まで4時間くらい掛かったと思います。この時間が惜しい方は、新しい粘土を買った方が良いと思います。結構手首が痛くなりました…
一袋400円強の石粉粘土、4時間かけて蘇らせた復活の手間賃。天秤にかけると…気持ち次第です。やる人はやる、買う人は買うですね。
という訳で、「硬くなった石粉粘土を柔らかくする方法 」 いかがでしたでしょうか、あくまで参考の為に、粘土を柔らかくする方法を探してる方の一助になれば幸いです。
今回使った道具達。
カッター、カッターマット、ジプロック、めん棒。
カッターは大型でしっかり持てる物が良いです。
他は百均で揃えたもので実施しました。
オルファ(OLFA) MZ-AL型 オートロック式大型カッター 168B
オルファ(OLFA) カッターマットA3 (320x450x2mm) 135B
ジップロック フリーザーバッグ L 30枚入
タイガークラウン めん棒 ベージュ 250×33mm ケーキめん棒 250 小 天然木 ブナ 467
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