緋山千夏のフィギュアを作ってみる23 ドレス、背中、上半身
前回は下半身(太もも、お尻、パンツ)の修正、仕上げなどでした。
今回は上半身に手を入れていきます。主に背中、ドレスです。
ドレスの薔薇の装飾と肌にピッタリとついている生地、そして素肌の3パターンあります。どれもこれも一筋縄ではいきません。というか初めてつくる美少女フィギュアみたいな感覚で悪戦苦闘!
背中の表現、筋肉や骨、肩甲骨の出方。装飾の薔薇の加減、ドレス生地のしわの入り方など普通に難しい。考えれば考えるほど、いやしれば知るほど奥が深い!
とういことで進めていきます。
上半身の詳細をつめていきます。
肩甲骨の出方は左右同じではおかしい、腕の上げ方が違うから。そしてドレスにシワがないので、シワを作る。ドレスの薔薇のデコを綺麗にしていく、表面やするなどなど。
ドレスの境界線としわの作成。
ドレスと肌の境界線に石粉粘土を足していく。ドレスに流れるようなシワをつくる。シワの流れに無理がないように。体のひねりとしわのたるみを考えて。
修正とやすり掛けなど。
肩甲骨を削ったり、削ったり。ドレスの境界線とシワを滑らかにしていく。見ても違和感がないように、色々な資料を参考にシワをつくる。サーフェイサーを吹き付け凹凸をなくしつつ、なだらかに流れるような土れるの生地を意識する。
なんか色目が変わってしまった。
綺麗な背中を目指して!修正と付け足し、そしてやすり掛け、サーフェイサーを吹き付けを繰り返しています!今回の作成方法はちょっと違う。ちょっとですよ。今まではサーフェイサー500を吹き付けていました。が、それではモールドやエッジが埋まってしまいます。もちろんキズや凹みも埋めてくれて表面は綺麗になるのですが、いかんせんのっぺりとなってしまう。そこでサーフェイーサー1000なるスプレーを新たに購入しました。メーカーも同じで色グレーです。
サーフェイーサー500の後にサーフェイサー1000を塗り重ねても色目に違いはありませんでした。違いがないののが正常なのか、たまたま同じなのか初めてなのでわかりません。今後も続けていくので経験できると思います。
俗にいう捨てサフ(初回に傷をみるためにさっと吹くサーフェイーサーのこと)で傷や凹みイメージ通りの造形ができているかみることができます。白い石粉粘土のままだと凹凸がわかりにくい、造形の成型具合もわかりにくからです。
全体のイメージはだいぶスッキリした感があります。
腕と手はまだ修正していません。多少手を加えましたが次回に持ち越しです。段々とダンスする緋山に近づいてきた気がします。滑らかになってくるとうれしいですね。やる気もでてきます。
早く完成させたいなーという欲もでてきます。いかんせん気長につくっているので。
次回は腕と手の修正に入ります。
今回購入した道具はサーフェイサー1000。
GSIクレオス Mr.HOBBY 下地塗装材 Mr.サーフェイサー1000 (徳用.グレータイプ) 170ml入り美少女フィギュア作成時に使用している道具はこちら。
フィギュアを作るときに使う道具を随時更新しています。